「はやぶさ」が持ち帰った微粒子は、小惑星「イトカワ」のものと確認!

地球上では、高等生物として文明を築き、
高度な科学技術により繁栄を続けている人類ですが、
一歩地球を出ると宇宙のスケール感の前には、
とたんに赤子のように無力である事を思い知らされます。

小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子が、
小惑星「いとかわ」のものと確認されたそうですが、
意外にも月以外の天体から持ち帰った物質としては、
世界初(地球初?)の物となるようです。

地球から片道30億キロの距離を旅して、
2592日かけて地球に帰還したのは、
その両方の点で世界初(人類初?)のようです。

30億キロといわれてもいまいちピンときませんが、
東京大阪間(約500キロ)と比較すると600万倍、
東京ハワイ間(約10000キロ)と比較すると30万倍。

身近になものと比較しても、
距離感がつかめない事が良くわかりました(笑)。

2592日はわかります。約7年です。
7年前といえば2003年で、
小泉首相が第2次小泉内閣を発足させ、
SARSが流行し、
アメリカがイラク攻撃を開始し、
千と千尋の神隠しが流行したような年でした。

それだけの時間をかけて、
身の回りのスケールから想像も出来ないような30億キロの距離を旅して、
まだ地球と火星の中間程度の惑星だというのは、
人が如何に小さく、如何に宇宙が広大かを思い知らされ、
はやぶさが暗黒の中を旅する姿を想像をすると、
非常に心細い映像が浮かびます。

しかも、その道中はトラブルに次ぐトラブルで、
地球に戻ってきたのは奇跡的、感動的な旅路だったようです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/178077/

宇宙関連のニュースを読むたびに、
身の回りの悩み事が、本当に些細でとるにたらない事のような気がします。
一日も持ちませんが。。。^^

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