人間vsコンピュータ

昨日は人工生命でしたが、
今日は人間vsコンピュータです。

種目は将棋。

将棋プログラムは序盤、中盤、終盤と、
プロの棋士と同様3通りの頭脳が働くそうです。

序盤は、定石通りの差し手を目指し、
終盤は、詰みをしらみつぶしに探す。
これらは、大量の回答からベストを選択すると言う、
コンピュータが得意とする処理。

問題は中盤で、的確な形勢判断をしなければいけませんが、
ここが複雑な処理のようです。

従来の方法は、棋力の高い人間がつくった評価多次元関数を
コンピュータに教え込ませる方法でしたが、
近年のトレンドは、評価関数自体を膨大な棋譜からコンピュータに作らせる(学習させる)という物。

人が作る多次元関数は、パラメータがせいぜい数百でしたが、
コンピュータの作る関数は、実に50万ものパラメータを備えているらしいです。

これでは、そのうち人間は勝てなくなるのではと感じますが、
まだまだ落とし穴もあり、とんでもない答えを導き出す場合があるそうです。
⇒検索サイトで突拍子も無い項目が第一候補に出るのと似ているそうです

これを防ぐため、4種類のソフトが合議制で差し手を決めるそうです。

ここでも、やはり白黒つかない場面での判断が弱点のようで、
人間がコンピュータに勝る唯一の領域という事なのでしょうか。。。

そのうちに、人間がコンピュータに支配されないことを祈りつつ、
両陣営必勝の意気込みで臨む対局は、10月11日に行われます。

ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/02/news021.html

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