飛地

飛地

昨日の続きですが、何故か惹かれる飛地。

飛地が生まれる要因は、
・河川の流路変更によるもの。
・入植地(新田など)。
・集落ごとの入会地設定やため池の設置などによるもの。
・隣接しない市町村の合併によるもの。
・領土の買収によるもの(アメリカ合衆国アラスカ州など)
・貿易拠点として確保(スペインのセウタなど)
・防衛拠点として確保(イギリスのジブラルタルなど)
など、身近な人々の利害関係、エゴによるものから、
国家間のそれによるものまで、面積、背景ともに大小様々。

具体的な飛地を紹介しようと思いますが、
昨晩はワールドワイドに攻めたので、
今晩は国内で。。。

まずは東京
我等が杉並区のお隣さん、練馬区。
東京都練馬区西大泉町

数年前大泉に住んでいたんで、親しみがある土地なのですが、
見事に飛んでます。
しかも、拡大すると、7戸(wikiによると8世帯17人)しかありません。
かつ、ウサギの耳のように、2戸埼玉へ飛び出て飛地になっています。

この飛地、昭和49年に練馬はお前にあげると新座市に投げて、そのボールを新座もいいよ!と受け取ったらしいのですが、
住民が反対して今に至っているらしいです。
飛地は生まれた経緯ははっきりしないらしいのですが、昭和49年に住戸が立つまで、練馬も新座もその存在を知らなかった(!)との事。
どちらの住所になるかにより、資産価値がかなり異なりそうですので、このまま存続続けるのでしょう。。。

googleのストリートビューで見てもごく普通の住宅地です。

東京都練馬区西大泉町


次は、複雑度日本一!?な飛地です。
伊丹市小阪田
千里ニュータウンが生まれ故郷な私には、非常になじみの深い伊丹空港ですが、こんなややこしい事になっていたとは。。。
少し調べましたが、由来はわかりませんでした。

以上、昨日に続き、不毛な話題でした。

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