国の人口順リスト

昨晩何気なくFIFAのサッカー世界ランキングを見ていて、日本より上位の国の人口が気になった。(人口という側面で、日本はどんな国に負けているのか見たくなった)

国の人口順リスト

まず、200近く国が存在する事にびっくり!
また、日本より上位でかつ日本より人口が多い国は、
ロシア、ナイジェリア、ブラジル、アメリカだけである事に軽く驚き、
そして、サッカーとは関係ないですが、
杉並区より人口が少ない国が数十もある事にまたびっくり!

世界は広く、自分が知っていることは僅かであると実感させられました。

ここで、地理的に端っこや僻地、飛び地好きな私の興味を引くのは、
人口の少ない国。

ピトケアン諸島50人!
この島は南太平洋上の面積4.50km2の小さな島なのですが、
衛星回線を用いたインターネットが使えるそうです!しかも普及率100%!
この島はなかなかドラマチックな生い立ちのようです。

他にも小人口の国はいくつかありますが、
ふと目に留まったのが、ナウル10,210人。
この島も太平洋に浮かぶ面積21km²の小さな島国で、
ピトケアン諸島に負けず劣らず、ドラマチックです。

この島の住人は、元々は、漁業と農業で生計を立て貧しいながらも貧富の差もなく平和な生活を送っていた。

1906年燐鉱石の採掘が開始され、その輸出によりもたらさせる不労所得が国民の生活や文化を大きく変化させる。
・20世初頭から紀末まではリン鉱石の輸出によって、オーストラリアとニュージーランドを除くオセアニア諸国のなかではもっとも経済的に繁栄
・無税で、医療、教育制度は全て無料であり、全年齢層に年金が支給
・当時はほぼすべての食料品と工業製品の調達はもちろん、政府職員を除くほぼすべての労働者も出稼ぎ外国人に依存しており、国民は働く必要がほとんどない状態だった。
・食事も中国人の経営するレストランで三食済ますといった生活であった。

1989年 初めてリン鉱石の産出量が減少
・現在失業率90%超え
・財政破綻によりインフラストラクチャーの維持が殆ど不可能であり、電力不足や燃料不足、飲料水不足が深刻化
・諸外国からの援助が唯一の外貨獲得源

わずか80年程度で国がだめになってしまったというお話しです。
いくつか原因はあると思いますが、
住人がもともとおおらかな気質だったのが、原因の一つではと考えます。
⇒労働が好きな?日本人が同じ状態になるとは思えない

また、この国もインターネットは使えるようです(すごいですね!)。

無意識のうちに、身の回りの(しかも狭い範囲の)環境や常識を当然と思い生活しているので、
この二つの島の歴史を見たときは、自分の知らない世界が確かにそこには存在し、しかも地球上の歴史や事実等(勿論、広く深くなり、複雑になり過ぎた事物に関する知識についても)その大方を知らずに生きているという当たり前の事に気づき、まさに目からうろこが落ちる感覚を覚えました。

それにしても、コンピュータとインターネットは偉大です。。。

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